。゚+相方Lovers+゚。



「真希さぁ…」

『なんやねん!』




海斗に掴まれてない方の手で、流れた涙を拭うためにゴシゴシ目をこすった。



その手も海斗に掴まれた。




「……ホンマに俺のこと、好きなん?」




……コイツ…いっぺんぶっ飛ばしたろか。



あまりにも真剣に聞きすぎやろ、あんた。



あたしは…たぶん顔真っ赤。


恥さらしもええとこやで。



こうなったら……




『そーや!なんか知らんけど気づいたらめっちゃ好きやったんや!!あたし悪くないし!あんたが勝手に惚れさせたんや!!』

「うーわ、逆ギレかよ」




開き直ったんねん!!




『悪い!?とにかく!それだけや!わかったか!?』

「うん、わかった」

『そうか、そらよかった!ならその手を離せ!!あたし今、ものっそい走り去りたい』

「断る」




………お前ホンマになんやねん!!


マジで意味わからん!!


姉ちゃん越え………はせぇへんけど、並ぶくらい意味わからん!!





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