。゚+相方Lovers+゚。
「すべては計画どーりや!な?」
「おっす!」
計画通り?
なんのこっちゃ。
「あたしはあんたらの恋のキューピッドなのさ」
姉ちゃんがパチリとウィンクした。
………うざっ。
「わかりやすーく、説明してくれる?」
どう頑張っても理解不能や………
「……海ちゃん、あたしが言うてもええの?」
姉ちゃんが海斗に確認する。
「いいっすよ。逆に言うてください。今さら……恥ずかしいし」
海斗は顔を赤くしてうつむいた。
お?照れとる。
こんな海斗、初めて見た。
「ほな…姉ちゃんが語ったろ」
すう、と深呼吸する姉ちゃん。
あたしはゴクリと息をのんだ。