。゚+相方Lovers+゚。







「…ふーん。ほな海ちゃんはかれこれ半年くらい真希に片想い中か」




ピザとパスタをぺろりとたいらげた真弥さんは、デラックスパフェを頬張りながら言った。




「…まぁ」




改めてずばりと言われたら恥ずかしいな…




「…その間に、告ろうとしたことは?」

「ないです」




だって…ライバル蹴り倒すん大変やったし、真希の前になるとなんか漫才みたいになってまうし。



告白とか、だいたいそーゆーラブな雰囲気になることすらないから無理やし。




「海ちゃん、あほやなー。他人蹴り倒してる暇あったら自分が立ちあがらなあかんやろ?言うとくけどあの子は──…あ、すんません!抹茶白玉パフェ追加で」




後半はウェイターに向かって言った。



って!まだ食うんかいィィ!!




「真希はな、」




で、何事もなかったかのように振る舞うん、やめていただけます?




「気づけへんねん」

「何に?」




間髪いれずに聞く菜穂。


あぁ、お前おったんや。←ヒドイ




「簡単に言うたら……告られたことに?」

「「え?」」




それは…いったい……?




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