空色ラブ
「沙依ってさ、男っぽいよな。」
どういう意味ですか、それ。
「失礼なっ」
「いや、だって昔からやることが普通の女子と違うから(笑)」
笑う貴。
「そんなことないしっ」
「ま、そういう沙依が俺は好きだけど…」
貴が呟いた。
今…何て?
雨の音でちゃんと聞こえなかったけど、確かに聞こえたのは…
好き…。
ザァー…。
降り続く雨。
また沈黙。
知らないうちに家についていた。
「じゃあなっ」
「うんっありがとう」
家に着くなり、あたしはずっとボーっとしていた。
どういう意味ですか、それ。
「失礼なっ」
「いや、だって昔からやることが普通の女子と違うから(笑)」
笑う貴。
「そんなことないしっ」
「ま、そういう沙依が俺は好きだけど…」
貴が呟いた。
今…何て?
雨の音でちゃんと聞こえなかったけど、確かに聞こえたのは…
好き…。
ザァー…。
降り続く雨。
また沈黙。
知らないうちに家についていた。
「じゃあなっ」
「うんっありがとう」
家に着くなり、あたしはずっとボーっとしていた。