【短編】極道彼氏!~あたしの虜~
げっ…今お小遣いピンチなんだよ!あたし…



「こ…今度ね!?」



そう言ってカバンを持ち一目散に逃げ出した。幸い放課後だった為そのまま帰るだけだった。



「美紀!!!!!」



鬼のような結衣の声…だけど、無視してあたしは帰ったのだった。







銭湯まであたしは、駆け出した。短距離には、自信があったが長距離はさすがに疲れてあたしは、もうへとへとでノレンをくぐる。



ガラリと開けるとパラダイス!まだ時間が早かった為誰もいない。銭湯…



「はぁはぁ…やった~!」



「美紀ちゃん一番乗りだね?」



銭湯のオバサンが話し掛けて来る。



「うん!あ!お金はっ「今日はサービスよ?」



え!?サービス!?なんかすごいついてる!こんな時は、何か良いことが起きる予感が!
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