【短編】極道彼氏!~あたしの虜~
そう思いながら口からよだれが出る。汚いと思い、トイレに猛ダッシュしトイレで鏡を見ながら拭き取ると、また猛ダッシュして元の場所へと戻って来た。
「はぁ…はぁ…」
「たつや。また足が速くなったな?」
「そうか!?あ!美紀さんは!」
「まだ向こうだ」
お!確かに!
美紀さんは、まだ若菜と楽しそうに話をしている。今すぐに連れ去り衝動にかられ俺は、じっと耐えまくった。
「桐生、俺泣けてきそう」
「おい、しっかりしろ!俺が泣かせたみたいじゃないか!」
「なんて、泣くはずないだろ?若菜を絞めるまでは、泣けないね」
「勝手にしろ。俺は、時間切れだ。だから、黒峰に任せる。黒峰、たつやを頼んだぞ?」
「はいっす!デカ長の桐生さん!若は俺がゲバラまもるっスよ!」
「まぁ、ガンバレよ」
桐生は、黒峰の頭を二~三回軽く叩くと、その場を去っていった。
「はぁ…はぁ…」
「たつや。また足が速くなったな?」
「そうか!?あ!美紀さんは!」
「まだ向こうだ」
お!確かに!
美紀さんは、まだ若菜と楽しそうに話をしている。今すぐに連れ去り衝動にかられ俺は、じっと耐えまくった。
「桐生、俺泣けてきそう」
「おい、しっかりしろ!俺が泣かせたみたいじゃないか!」
「なんて、泣くはずないだろ?若菜を絞めるまでは、泣けないね」
「勝手にしろ。俺は、時間切れだ。だから、黒峰に任せる。黒峰、たつやを頼んだぞ?」
「はいっす!デカ長の桐生さん!若は俺がゲバラまもるっスよ!」
「まぁ、ガンバレよ」
桐生は、黒峰の頭を二~三回軽く叩くと、その場を去っていった。