【短編】極道彼氏!~あたしの虜~
桐生には似合わねーよな。スーパーなんて。



「若、俺がんばるっス!だから、若ゲバラ応援宜しくっス!」



「はぁ……まぁガンバレ」



「はいです!」



黒峰なんてはよ帰れば良いのに……



なんて思いながら視線を美紀さんに戻した。



美紀さん可愛いな!俺だけの美、紀、さん、なんてななんてな!



「若ゲバラ妄想っスか?」



「黒峰向こう向いてろよ!」



恥ずかしくなりシッシッと犬を追い払うように言うと、黒峰が分かったっスと後ろを向いた。



「ずっと後ろ向いてろよ?」



「はいっス」



本当俺には、忠実だよな!黒峰……俺、そんな慕われるような事したかな?黒峰に
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