男子校らいふ!?
こんな優しい人たちが息子を捨てるか?



信「廉君。」


廉「はい。」


信「今まですまなかった。君を…。」


廉「気にしないでください。」


信「けど!」


廉「ホント気にしないでください。俺はむしろ感謝してます。」


信「感謝…?」


廉「えぇ。だってあなた達が俺を捨てなかったら俺はコイツに会えてなかった。」


愛「廉?」


さっきまで黙り込んでいた愛華が俺を大きな目で見る。


廉「俺は愛華に出会わなければここには来てなかった。愛華がいたからこそここに来れたんだ。」


俺は両親にホントの事を話した。






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