男子校らいふ!?
慎「彼女が女友達と喋っててん。そのときたまたま俺が通りかかってん。そのまま話盗み聞きしてもうてん。その喋ってる内容がな、『慎吾と付き合ってるのは顔がいいから!その他に理由なんてないし!』ってゆうてて…。」



陸「ひど…。」


廉「キツイ一言やな。」



慎「そっから俺は女を信用できんくなった。だから彼女とか作る理由は無いねん!」


そういいながら笑う慎吾、いつもと違う笑顔。

すげー引きつってる笑顔…。



陸「無理しなくていいよ慎吾。」


慎「悪いな。」


陸「慎吾は僕と仲間だね。」


慎「そうやな…。」


お互い手をぎゅっと握った。


何かこうしてみてるとカップルみたい…。


男同士なのにな。


何か言っちゃ悪いけど、陸って目がクリクリしてて髪も栗色の少し長めだから女に見える…。



陸「これからもこの気持ちは変わらないと思うんだ…。」


慎「たしかに。俺は一生独身でおるわ!」


陸「僕も!」


そう言って二人は笑いあってた。




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