【短】Eqeal
「……確かに美羽のホルンは最高だったな。直樹今日暇か?この練習が終わったら、飲みに行かないか?」


「はい?」


「たまには…な?」


優しく笑った先生。


先生と2人だけで行くのは初めてだ。




そしてまた、練習が再開された。


今日一回目の演奏よりも、確実に良くなってる。




……さすが全国レベル。




この中に自分もいたのだと思うと、誇らしくも思う。


若林先生が創り上げていく音は、この辺りの中学じゃ飛び抜けている。


毎年全国へ導いてる。


まじですげぇ人だ。




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