【短】Eqeal
「あれは美羽がうちの吹奏楽部に入部したときだ」
*********
「おぉー、うまいな!!小学校でもホルンやってたのか?」
「はい!!いっぱい練習して、うまくなりたいですっ」
あの頃の美羽の目はキラキラ輝いていた。
「そうか!!頼もしい言葉だな」
「あたし、将来オーケストラに入りたいんですっ」
「へぇ…オーケストラか」
中学生にしては珍しいことを言うものだと思った。
オーケストラに興味を持つ中学生なんて、限りなく少ないだろう。
だから余計に記憶に残ってる。
「いつかすっごいオケで、いろんな場所を巡りたいんです♪」
俺も純粋にそれを応援しようと思った。
どんどんうまくなる美羽を見ていると、夢も叶うような気がしてた。
けど…………
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「おぉー、うまいな!!小学校でもホルンやってたのか?」
「はい!!いっぱい練習して、うまくなりたいですっ」
あの頃の美羽の目はキラキラ輝いていた。
「そうか!!頼もしい言葉だな」
「あたし、将来オーケストラに入りたいんですっ」
「へぇ…オーケストラか」
中学生にしては珍しいことを言うものだと思った。
オーケストラに興味を持つ中学生なんて、限りなく少ないだろう。
だから余計に記憶に残ってる。
「いつかすっごいオケで、いろんな場所を巡りたいんです♪」
俺も純粋にそれを応援しようと思った。
どんどんうまくなる美羽を見ていると、夢も叶うような気がしてた。
けど…………