【短】Eqeal
「お前らお互いに言葉足らずなんじゃないか?ずっと一緒にいたからって、気持ちが通じてるなんて過信すんなよ」


確かに…。


美羽に就活を勧められても俺は、何度も話したと思って特に説明を足したりしなかったな。

美羽なら分かってくれるって、勝手に思い込んでた…。


「今話さないと、後悔するぞ?」


後悔?

今でも…まだ間に合うのか?




「……ありがとうございます。俺の気持ち全部言って、美羽の気持ちも全部聞いてみます」


「おう!!それでダメなら、俺んとこにまたこい!!励まし会でもするかっ」


俺の言葉に笑顔をくれた。


いつもいつも助けられてる。

先生には感謝しかない。


少し…いや、不安の方が大きいけど…美羽に会いたい。
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