【短】Eqeal
俺がカフェに着いて、そんなに経たない内に美羽もやってきた。
「あ、直樹!!久しぶりー」
変わらない幼い笑顔にホッとする。
「いらっしゃいませ」
水を運んできた店員に、美羽は慣れた様子で注文をした。
「キャラメルラテお願いします」
「またそれ?飽きねぇの?」
「飽きませーん♪ここの最高だもん」
いつも美羽はキャラメルラテ。
俺には甘すぎて無理だけど、美羽が幸せそうだから別にいい。
いつも通りの会話に、昔に戻った気がする…。
でも、昔とは違う。