【短】Eqeal
「あたしももう一回、オケ目指してもいいかな?」
「え…?」
まさかの美羽の言葉に、驚きを隠せない。
「は?銀行は?」
美羽はもう内定をもらえてる。
競争率の高かった銀行で仕事ができるんだぞ?
安定した普通の生活。
理想通りだって言ってただろ?
「実は今までずーっと夢を捨て切れてなかった。あたし…バカかな?」
「美羽がそうしたいなら、俺が反対する理由はねぇよ。いつだって応援するし」
夢を諦めたくない気持ちは、嫌と言うほど分かる。
バカだってのも十分分かってる。
それでもやめれねぇんだから、もう仕方ないだろ?
「将来二人で貧乏生活かもね♪」
そう言って笑う美羽は、いつもよりも幼く見えた。
まるで…中学の頃に戻ったように。
「え…?」
まさかの美羽の言葉に、驚きを隠せない。
「は?銀行は?」
美羽はもう内定をもらえてる。
競争率の高かった銀行で仕事ができるんだぞ?
安定した普通の生活。
理想通りだって言ってただろ?
「実は今までずーっと夢を捨て切れてなかった。あたし…バカかな?」
「美羽がそうしたいなら、俺が反対する理由はねぇよ。いつだって応援するし」
夢を諦めたくない気持ちは、嫌と言うほど分かる。
バカだってのも十分分かってる。
それでもやめれねぇんだから、もう仕方ないだろ?
「将来二人で貧乏生活かもね♪」
そう言って笑う美羽は、いつもよりも幼く見えた。
まるで…中学の頃に戻ったように。