【短】Eqeal
「直樹、最近楽しそうだねっ」


俺の部屋に遊びにきた美羽。


「そーか?美羽こそ、はしゃいでねぇ?」


まじ子供みたい。


「へへ♪また機材増えたねー」


部屋を見渡して驚く美羽。

確かに、最近新しいのを手に入れたとこ。

結構いい働きしてくれてる。




「触って壊すなよ?美羽は?調子」


その顔見れば聞かなくても分かるけどな。


「聞いてくれる!?今ホルン習いに行ってるじゃん!?その先生がね、コンクールに推薦してくれたのーっ」


興奮気味に話す美羽を見て納得。

それで急に家にきたのか。


「しかもそのコンクールすごくてね、出場すらなかなかできないの!!賞とか取っちゃったら、憧れのオケに入れるかもっ」
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