ギュット抱きしめてkissして
「そうそう…亜由美さ…うちの学部に…うーんっと…名前…あのさ…髪が大泉洋みたいにモジャっとしてて…んで北海道訛りの…ん…サカ……ガ……じゃない…んー…」
「……それ…坂下君」
「そうそう…そいつ」
「坂下君がどうかしたあの人…あんまり話したことないけど…優しくって…いい人じゃないん」
ーーん……アイツがいい人
ーーとんでもないブルブル
「ソイツがね…何のバイトか知んないけど…この前…急いでて…走ってたアタシの目の前にペンキ落としてきてさ…そのせいで…アタシの洋服も顔も…ペンキだらけになったんだから」
「んでえ…洋服弁償するなんて言っといて…全然弁償する気配もないし…オマケに久しぶりにさっき会ったら…アタシの顔見るなり…アーっなんて驚いて…何かつっかかってくるし」
「もう最悪」