†赤髪の冒険者ジーク†~西国魔都魔道騎士団編~

暫しの間、笑いこけていたファレルは急に真顔になった。

「チャールズ、良かったら僕の夢を聞いてくれないかい?」

ファレルは、彼を見つめるチャールズの返事を固唾を呑んで待った。


「うん。僕で良かったら…。」

チャールズは答えると首を縦に振り姿勢を正した。
ファレルは、彼の真摯な様子に安堵の表情を浮かべ言葉を続けた。


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