†赤髪の冒険者ジーク†~西国魔都魔道騎士団編~



その日を境に、グランマの樹下に二人の少年が集うことは無かった。
草原にひっそりと立つ樫の巨木は、ただ寂しげに風に木の葉を震わせているだけだった。


次の日も、その次の日も…ずっとずっと…。
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