†赤髪の冒険者ジーク†~西国魔都魔道騎士団編~
もしも…アンタがこれから先訪れる町でつむじ風の噂を聞いたら…。
酒場に俺宛の書付を残しておいてくれないか?
ふふ…。
急に目が生き生きとしやがったな。
物書きの血が騒ぐって奴かい?
そうだな、俺がそのつむじ風をとっ捕まえる事ができたら…。
その時は…アンタに旅の話を聞かせてもいいぜ。
ああ、何も隠さずにな。
全て…ありのままの話を聞かせてやるよ。
それじゃあ兄ちゃん…頼んだぜ。