†赤髪の冒険者ジーク†~西国魔都魔道騎士団編~
「己の腕を過信し慢心するものは、いかなる名剣を持っていようと敵には勝てぬぞ。それはそうと…お前達、出発の準備に一体どれだけ時間をかけるつもりだ!」
背後から、聞き慣れた凛とした声がピシャリと俺達の取り留めのない雑談を切り捨てた。
「うおっ、シールズ!」
ブレイドと対を成す白銀の甲冑姿の騎士の名は、シールズ・エリヒシュッツ。
我らが魔都魔道騎士団の第二支団長殿だ。
金髪碧眼の美貌の剣士は、騎士団一の剣の腕と騎士達をまとめる力量を併せ持つ。
近い将来、魔都の守護神となるであろう男である。
背後から、聞き慣れた凛とした声がピシャリと俺達の取り留めのない雑談を切り捨てた。
「うおっ、シールズ!」
ブレイドと対を成す白銀の甲冑姿の騎士の名は、シールズ・エリヒシュッツ。
我らが魔都魔道騎士団の第二支団長殿だ。
金髪碧眼の美貌の剣士は、騎士団一の剣の腕と騎士達をまとめる力量を併せ持つ。
近い将来、魔都の守護神となるであろう男である。