shooting star~願いごと~
『陽平って知ってる??』


『陽平くんって…3組の?』


『そうそう。』




『あいつがさ…






 ―…紗樹のこと好きなんだって。』






『え?』


『え?じゃなくてさ^^;』





えぇーーーーーーーw

陽平くんって野球部なんだけど…

性格もいいし…学年でかなりモテる。

あの陽平くんがなんで??






『…なんで紗樹のこと知ってるの?』


『なんか、俺と紗樹、いつも一緒に学校きてんじゃん?


 構前にそれ見て知ったらしくて。

 
 で、おまえ絢夏と仲いいだろ?』


『うん。』



絢夏*あやか*とは、中学校の運動会で同じ係だったのがきっかけで仲良くなった☆




『たまに3組に行ってる?』


『…うん。』


『それで、一目惚れしたんだと^^;

 だから、おまえと話せる俺に相談してるってわけ。

 でな、おまえとメールしたいらしいんだけど…。

 どーする?』


『え…。』



『付き合う、付き合わないはどーでもいいって言ってたからさw

 メールぐらいは…してやれよ?』


『…うん。』


『ってか、みんなおまえのこと待ってるんじゃね?』


『あ!そーだった!!行かなきゃ^^;』


『おぅ。』


『直人行かないの?』


『もうちょっとここにいるゎw』


『わかった~じゃーね…』



わたしは教室を出た。


さっき直人に言われたことが…頭から離れなかった。
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