らぶ米でぃ!
帰りの電車の中---

私と俊太

手をつないで座ってた。


こうやって二人で居られるのが嬉しくてつい顔がほころんでしまう私。


「彼氏じゃないって言ったけど・・・」


急にボソッと俊太


「えっ!?」


さっき屋上で俊太にうららとのいきさつは話してあった。


彼氏じゃなくって友だちだって。



「うん。ただの友だちだよ?」


まだ何か気にして・・・るの?



俊太の横顔

ちょっと険しい?


「俺、コメコのこと心配で離れていられなくって帰って来たって言ったよね?」


「うん・・・」



俊太の両親ともまだ北海道にいる。


必死の説得でこっちに帰してもらったって聞いた。



どうやら八十八からいろいろ聞いてたみたいで・・・

・・・って


まさか?あれを知ってる・・・の?



「友だちがキスなんかしないよね?」


・・・って?えっ!?


ずっと握ってた私の手をギュッってした俊太。



「マジで悔しい。

コメコにキスしたうららってヤツ。


会ったら殺す!」


うっ、、、、、、、


やっぱりキスのこと知ってたの?



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