らぶ米でぃ!


うちの前

「全然変わらなくって安心した。」


俊太がうちの店を見上げて言った。


「当然でしょ?」


俊太が北海道に行ってから1年も経ってない。


けど


「長く感じた。俺、このままコメコにもおじさんにも会えないんじゃないかって思ってた。」


ちょっと涙ぐんでる俊太。


「おおっ!俊太ちゃんじゃないか!

お帰り!」



店から出てきた父


途端にパァ~っと笑顔になる俊太



「ただいま~!」



二人して手を取り合って


クルクル~



私のこと忘れてる?



「・・・・こっちの方が恋人同士の再会みたいじゃない?」



何かちょっと妬けるっ!




それに


こんなとこ


やっぱ俊太変わってない!


まんま俊太だ!


ちょっと

安心した。


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