らぶ米でぃ!
「やっぱりバイトだったんだね。」

って


「は・・はい。ごめんなさい。」


「しょうがないよね。おばさん大丈夫?」


かえってミナト先輩は母親の心配までしてくれちゃって・・・

なんてミナト先輩は優しいんだろう?


「来てないなって思ってたんだ。

なんか、応援来て欲しいなんて言ってかえって悪かったなって思って・・・」


ミナト先輩

そんなこと気にしてくれてたの?


思いがけず

「舞子ちゃんにいいとこ見せたかったんだけどね。」


そんなこと言って照れたように笑うミナト先輩


そんな・・・

そんなこと言われちゃったら


必要以上に期待

しちゃうじゃないですか!?



ミナト先輩がどう言う気持ちでそんなこと言ってるのか・・・


「あの・・えっと・・・」


私の方も知りたい


いや・・


いっそ

ここで私からコクる?


とか


そこまで思った


瞬間



ウイ~ン


自動ドアが開いた。



私の視線がミナト先輩から店の入り口に


ミナト先輩もそれに伴って振り返り・・・・・



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