らぶ米でぃ!
「う~ん・・・軽く告られた感じの『感じ』って?」
告白されたんじゃないってことでしょ?
ミナト先輩の本心は?
それが分からないからどうしたらいい?
「俊太にしとく?」
しとく・・・って?
う~ん、、、、、
花火大会かぁ・・・
「ミナト先輩が誘ってくれたんだったら即OKなんだけどなぁ・・・」
やっぱり俊太とは・・・
考えても結論なんか出ない。
「そうだ!八十八も誘おう!」
そんな訳で
私は、八十八に電話し・・・
『明日?花火大会?
まずムリ!』
「ムリって何よ!
俊太も一緒だし行こうよ。」
『ムリ!
つか、それってデートだろ?』
「そ・・それは・・」
違うとも言えない。
でも、二人っきりに自信がない。
八十八もいればデートっぽくない感じするし
俊太とのことをまだはっきりさせなくていい気もするから・・・
って八十八にはお見通しだったみたい。
「どっちにしても俺は彼女と行くからムリ。
断んなら早い方がヤツの傷も浅くて済むからな。」
って言って
ツーツーツー
電話
一方的に
切れた。
「ちょっ・・八十八!」
何?
今・・・『彼女と行く』とか言わなかった?
八十八に彼女!?
「聞いてないし。
初耳だし。
つーか ムカつくし!」