ファイヤーLOVE

龍次side


仲間からの電話−
「龍次さんスか?今街にいるんすけどヤバイんスよ−!!
充さんと覇流が喧嘩してて。」

「だからどうした。暫くしたら収まるだろ?」
「野郎ならイイんすけど相手が女なんスよ!!しかも蹴りがなかなか着かなくて。このままじゃ−…」

「分かった。直ぐ行く。」
そい言って電話を切る。

相手が女??
蹴りがつかねぇ??

訳わかんねぇ−。

けどヤバそうだな。
アイツ焦ってたし。


んで現場行ったら想像以上にヤバかった。

充が持ってるナイフを握りしめてる女−。
しかも腕怪我して血ぃ流れてるし。
もう一人の女は蒼白な顔で悲鳴上げてるし。

まぢヤベぇと思って叫んだ途端女が倒れるし。

とりあえず女2人を病院運んで
一人は軽い怪我みたいだから送らせて。
野郎二人は違う奴らにまかせて。

んで気ィ失った女の様子を見てたら…

気がついて…
きっと考えてるんだろう。
今の状況を。

するといきなり自分に付いてる管を取ろうとしやがった。

あぁ、いけねぇなと思って声をかけた。

返事は野郎の言葉が帰ってくるし。

けどダチのこと心配してて
普通自分のこと心配しろよって思うけど。

んで帰ることになって今にあたる。

繁華街に帰るだ??
バカだろコイツ。

まぁそれなりの理由は有りそうだけどな。

んで俺の家に来ることになった。

つ−かコイツの名前聞いてねぇ。


龍次side終わり…
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