短編ホラー小説集
友達は霊感があり、よく霊をあちこちで見ている。(らしい)
『知ってるの?』
「知ってるも何も… 私が此処に引っ越す前に住んでいた人の子供らしいよ?」
『え?』
「なんか、夏休みの間中に事故で死んだらしいんだって。」
『死んだ?!』
「静かに!!
あの子、自分が死んだってこと気付いてないらしいの。 別に害はないし、いいかなって思ってほっといてるの。」
『そう…なんだι』
「さっ!! 遊びに行こー!!」
私と友達はあの男の子の事を忘れて遊びまくった。