短編ホラー小説集
「バイバーイ! また学校でねー!」
『うん!またねー!』
私は友達と別れて家に帰った。
あと少しで家に着く。
『あれ?』
家の前に人影があった。
それは小さくて…
小学3、4年生ぐらいの……人影。
『えっ? あの子』
家の前には友達の家にいた事故死した男の子…
男の子は私に気づいたらしく、またあの不気味な笑顔だった。
また私は血の気がひいていった。
私が自転車から降りると男の子は私の前に立って、手を出してくる。
まるで此方に来て、と言わんばかりの…