青く輝く未来へ
「…な…なんだって…」

流夜は香の言葉に耳を疑った


(まだ…まだ確信じゃない。デマかもしれない。でも…)


流夜の頭の中では
言葉のピースをはめていく

まだ…まだ決まった訳じゃない…
自分自身に何度も言いかける


「リュウ?どうしたの?」

いつもと違う流夜に首を傾げる香


「香…辛いと思うが思い出してくれ。」
「香の事ヤクザの娘がって言った奴、他に何か言ってなかった?」


「…」


「とても重要な事だ」


香はあまりにも真剣な流夜の為に記憶をたどる


ーーーーーー………


「ほ…ほう…おう…?とか言ってたような」


「!!……っ…」




最後のピースが
はまってしまった
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