僕の甘甘な想い〜ベッドの上でキミを抱きしめたかった
「私と居ても、つまらないって!」



わざと大声を出して言うと、少年はそれを否定した。



「僕は、真奈ちゃんさえ居れば何もいらない」



「またまた!うまいね?きっと、いつか本気にするよ?」



「付き合って?僕と」


っ……



少年が、真っ直ぐ私を見てる。まだ幼い表情の少年だけど、不覚にもまたドキッとしてしまった。



まだ私は、言われたことがないから。付き合ってなんて……


「私……年離れすぎだし、身長もね」



「そう……分かった」


少年は、切なそうな表情で頷くと、去っていった。



私には、言えないよ。うんなんて……
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