僕の甘甘な想い〜ベッドの上でキミを抱きしめたかった
憂鬱だ。お花見楽しみだったけど……なんで、私の苦手なお姉ちゃんまでもがいるの!?



恨むよ?お兄ちゃん


キィーっとお兄ちゃんを睨みつけると鼻歌を歌って誤魔化す、三十路手前のお兄ちゃん。



お姉ちゃんは、少年の手をいつの間にか握り締めている。赤くなったりしていたけど、少年は、無表情なままだ。



もしかして、苦手?お姉ちゃんの事



そう思ったけど、聞けずに居た。



「可愛いね?本当!」


お姉ちゃんの谷間に無理やり顔を埋められているが、少年は、無表情なままだ。


お姉ちゃん巨乳なのに、興味ない?この少年……私も結構あるけど、もしかして、興味ない?



一体誰なんだろう?この子……



「きゃわゆい!もう、持ち帰って、食べたいわ!」



お姉ちゃん、発言ヤバいよ!
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