僕の甘甘な想い〜ベッドの上でキミを抱きしめたかった
「真奈ちゃん、僕の横に座ってくれないだろうか?」



「え?私が?」



「ダメだろうか?」



「ううん、ダメじゃないけど」



「ありがとう」



少年は、そう言うと嬉しそうに笑う。あまり変わらない表情だったけど、かすかに笑った気がした。


「よいしょっと……」


私が真ん中に座り、お姉ちゃんと少年に囲まれる。



お姉ちゃんは、今度は、私の手を握り締めて来た。



「放して、くれません?お姉、様」



「かわゆいから!イヤよ」



だから、イヤだったの!真ん中は!
しかも、お姉様って言わないと言うこと聞かないんだから!


今日は、言うこと聞かないで居るんだ!タラコクチビルと付き合えば良いんだ!お姉ちゃんは……



タラコクチビル、お姉ちゃんが好きみたいだし。お……似合いだよ?きっと……
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