僕の甘甘な想い〜ベッドの上でキミを抱きしめたかった
「紘、どないするん?気付いちまったで?」



「知るか!邪魔したる!ぜってー!」



「シスコンやな?」



「うっせー!」



「取りあえず、メリーゴーランド乗り場向かう?」



「ああ!」



「紘ちゃんってば、もしかして乗るん?……イタっ!」



一馬に鉄拳を食らわすと俺は、メリーゴーランド乗り場へと向かった。



「紘のバカ!」



背中越しに、一馬の怒鳴り声を聞きながら……



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