僕の甘甘な想い〜ベッドの上でキミを抱きしめたかった
次の日は、お姉ちゃんと私とで、温水プールに来ていた。



まだ5月だから、冷たい水は、体に悪い。だから、あえて、温水プールにしたのだ。



ゴールデンウイーク中は、毎日どこかに行こうと私が提案した。



そして、昨日は、遊園地だから、今日は温水プールってわけ。



お姉ちゃんの水着は、ビキニだ。



男の人の視線は、お姉ちゃんの胸に釘付け。



顔じゃなくて、胸って所がお姉ちゃんらしいと思う。



お姉ちゃんは、ボインだから……



「お姉ちゃん、大胆だね。私にはムリ」



私は、ワンピースタイプの水着だ。ヒラヒラななんとも可愛かったから、買った物だった。



「可愛い!お姉さんと遊ばない?」



聞いてない、お姉ちゃん。そんなに可愛い子が好きなのかな?



お姉ちゃんは、小さな女の子を見て興奮してる。
少し、オジサンみたい。



女の子も少し戸惑い気味だった。



「あたち、こっちのお姉ちゃんが良い」



そう言って女の子は、両手で私を指差す。



「え?」



「こっちの」



「私かな?」



私は、自分を指差す。すると、女の子は嬉しそうに頷いた。



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