僕の甘甘な想い〜ベッドの上でキミを抱きしめたかった
しばらく時間が経って、少年を思い出しながら私は、タラコクチビルと歩いている。



青色の短パンに白い汚れもない真っ白なTシャツに、可愛らしいクロスのペンダントをしていた。



サラサラな前髪を、ピンでとめ、肩までの長さの青い髪が風で揺れる度、少年の顔にかかる。



髪を直す仕草が、可愛らしくて私は少し見惚れてしまっていた。



どんな子だったんだろう?あの子……



「でも、しょうがないよね?私知らないし」



それに、私ショタコンじゃないはずなのに、あの子はかわいかったよね?
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