一緒にど‐ょ☆
―ばぃばぃ―
次の日
一睡もしていません。
宏紀くんのせいで....。
でも今日はパパとママが
アメリカに行ってしまう日。
なんか寂しくなるな...。
今はお見送りをしてるとこ。
「まーちゃん。元気でいるんだよ?いつ戻ってくるかわからない。いい子でいるんだよ。」
とパパが言った。
パパ昨日遅く帰って来たらしいから
昨日は会ってないんだ。
泣けてくるよ.....。;;
「麻梨。宏紀くんに迷惑かけたら駄目よ!!わかった??あと、宏紀くん麻梨頼むわね。宏紀くんなら麻梨の彼氏にしてもいいわ。ねぇ〜パパ!」
「あぁ〜そうだな!!そのために坂野を呼んだんだし。まーちゃん強がりだから苦労かけるかもしれないけど、まーちゃんを頼むぞ」
「わかりました。気をつけて行ってきてください。」
パパ・ママ何言ってんの?
子供の心配とかないわけ?
宏紀くんもすんなり返事
しちゃってさ〜。
「麻梨ちょっときて〜。」
ママのとこに行く。
耳元でこう言われた....。
「ちゃんと避妊しなさいょ。それだけは守ること。」
な....なに...何言ってんの!!!
やっぱり駄目だ。
皆して、頭おかしじゃないの??
「麻梨どうしたの??顔赤いよ。」
宏紀くんはニヤッとしながら
私の顔を覗く。