しゃぼん玉…



でも,あの人は…?

「前に言ってた…気になる人は…?」

「あ〜あれね…」

頭をポリポリしながら…

「元の彼氏のところに戻ったんだよ…あれからすぐ…」

「え〜あれだけ,気にしてたのに…」

「うん!彼氏のことが好きでしょうがないみたいで,応援をしてしまった…」

「そうなん…なんかごめんね…聞きたいっていうのがあって…今,聞かないと,もう聞けないかな…」

「ううん!いいよ…俺が勝手だったんだし…その人が元カレに戻った後,颯希に戻りたかった…でもあんなにひどいことして,連絡できなかった…
颯希の声が聞きたくて,電話をしたことがあって…もう,携帯使われてなかった…」

それで,携帯を変えたのを知ってたんだね…

また,涙が出てきた…



< 151 / 157 >

この作品をシェア

pagetop