しゃぼん玉…



13:00になりました

仕事を片付けて,制服の上にカーディガンを着て,会社を出た…

歩きながら,メールをする…

“昼休みになったよ〜今,歩いて駅前に向かってるよ仕事,一段落してる”

“駅前で営業車に乗って,待ってるよ〜”

もう,待ってるの〜

慌てて,少し小走りで行く…

会社から駅までは,すぐだから,そんなに待たせてないよね…?

すぐに直君の乗ってる車を見つけて,窓を“コンコン”

すぐに,助手席のドアを内側から開けてくれて,私は乗り込んだ…

どこに行くのかな〜?

「颯希,何時までに戻ったらいい?」

「14:00から仕事だから,10分前には,戻りたいかな…」

「わかった」

何,食べたい?とか聞かれずに,会社から少し離れたレストランへ…

私は,聞かれなかったことに,ホッとした…

何も考えてなかったから…




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