白雪姫を襲った実母と白雪姫の争い
どのくらいの時間がたっただろう、実母の身体がみるみるうちに灰と化していった。
白雪姫は台へと昇り、その灰を掬い上げて言った。
「あぁ、お母様。ご自分がこんな姿にならなければいけないなんて、きっと、思ってのみなかったのでは?」
そしてこう付け加えた。
「ふふふっ。可哀相なお母様…」
実母の灰は白雪姫の意志により小さなガラス瓶の中へ入れられ、
白雪姫の寝室へと飾られた。
白雪姫はその灰を1日に1抓み取り出しては窓から外へ放り投げた。
その度に
「暖かくしてゆっくりおやすみなさい。世界で1番綺麗なお母様・・・」
と言うのだった。
しかしそんな白雪姫を誰も咎(トガ)めようとしなかった。
白雪姫は台へと昇り、その灰を掬い上げて言った。
「あぁ、お母様。ご自分がこんな姿にならなければいけないなんて、きっと、思ってのみなかったのでは?」
そしてこう付け加えた。
「ふふふっ。可哀相なお母様…」
実母の灰は白雪姫の意志により小さなガラス瓶の中へ入れられ、
白雪姫の寝室へと飾られた。
白雪姫はその灰を1日に1抓み取り出しては窓から外へ放り投げた。
その度に
「暖かくしてゆっくりおやすみなさい。世界で1番綺麗なお母様・・・」
と言うのだった。
しかしそんな白雪姫を誰も咎(トガ)めようとしなかった。