純色ー彼は芸能人!?―
私は光の顔をみて
作り笑顔をしなから答えた。
「いや…そんな事ないですって。
芸能人とかに興味ないし。でも芸能人だからって凄いですね。」
といって目の前にあるオレンジジュースを一気に飲んだ。
なるべく嘘がばれないように話したつもり…
「だよなー。まだ全然売れてないのに芸能人だからってアイツの周りにはいっつも女ばっかりだし。
だから特定の女は作らないんだってよ。本当うざい女ばっかりだけど騙されやすいよなー女って。
アイツといるとどっちが可哀想なのかわかんなくなるよ。」
光は優を見つめながら話して、
時々『何?』って顔してこっち見てきたけど光が首を横にふるとまた話をはじめた。