純色ー彼は芸能人!?―

その言葉で我に返った。


今まで何考えてたのかも分からなかったけど
ボーっとしてしまっていた。


隣からは、匂いだけで優がいるって事を知らせてくれる。

汗の匂いを消すためか
少し甘い香りのする香水を付けていた。


横に振り向くと眠たそうな優。

「優?今日はあきらめて明日話そっ。
早く帰って寝た方がいいよ。
体の為にも。」


でも、優が縦にうなずく事はなかった。





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