純色ー彼は芸能人!?―

だから俺は応援しようと思った。

でも、そんな簡単に行くものじゃなかった。

菜奈の噂が広がると
俺に対しての陰口は当たり前になってたんだ。

その時、言われたんだ別れようって
俺は嫌だった、

今まで我慢してでもやって来たのに別れるなんて…

だから、俺もスクールに入ろうと思った。
菜奈を追いかけるために。

本当俺バカだよな…

菜奈に追い付ける訳もなく

差はどんどん広がって行った。
で、だんだん会えなくもなっていった。

だから、菜奈に関係なくがむしゃらに頑張って
もうやけくそになってた。

ちょっと前ぐらいだったかな
菜奈にやり直そうって言われた。

僕は断った。
だけどなかなか諦めてくれなくて
本当に"今頃かよ"って思った。自分勝手すぎる、
俺の気持ちも知らずに。




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