純色ー彼は芸能人!?―

私は優を起こさないように出ようとした瞬間
腕を引っ張られ――


――突然のキスをされた。


「俺が寝てると思った?
未来と一緒にいて寝れる余裕なんてないよ。」


放心状態の私に水をさすような言葉を優は言ってくる。


私の顔が一気に赤くなった


急いで車から飛び降り

下を向いたままトイレにかけこんだ。


鏡で確認してから
私は1回深呼吸をし教室のドアを開けた。





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