純色ー彼は芸能人!?―
「本当、未来面白すぎ。
車の中であんなに大声出さなくてもいいのにさ。

おかげでマネージャーにもバレちゃったよ。
まぁ、気にしないけど。

俺も好き。」


といって
私の唇にそっとキスをした。


「わっ」

思わず声をあげてしまった。


「で、どうする??
言えなかったら連れてきたら?
俺はいつも通りくるからさ。」

私は顔を大きく横に振った。

「自分で言うから。
優は気にしないで?」

私は精一杯平然を演じた。


優は軽くうなずくと

「分かった。
じゃあ、無理だけはするなよ?」


といって私の頭を2回ポンポンと叩いた。




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