純色ー彼は芸能人!?―

「じゃぁ、行ってくるね。」


私は逃れるように車から出た。



「未来本当に大丈夫か?」

優はいきなり車を出ようとする私の手を引っ張った。



軽くうなずくと優は頑張れよといい残し去って行った。

車のすぎていく風が一層私を悲しくさせる。



私は決めたんだもん。

ちゃんと自分で言うって
いつも優に頼ってばっかりじゃ行けないって思ってた。


でも、横にいるとどうしても頼っちゃう。


それだけすごい納得するし
だからもう優に迷惑をかけることは出来ないって思った。




< 78 / 79 >

この作品をシェア

pagetop