最後のキオク【更新中】


「自分の名前だけかぁ…」


「そう。綾木間瑠海明って、名前だけ…悔しいよね…」


そう言うと華菜ちゃんは静かに涙を流した


「華菜ちゃん!!
それ、どう言う事なの!?
記憶無いって…冗談よねぇ…?
冗談よね…」


おばさんは私と華菜ちゃんの会話を聞いていたらしく、泣き崩れた



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