瞬間的・恋心
それからいじめはどんどんひどくなった。
あたしのプリントをグチャグチャに渡されたり
靴とかを隠されたり
そうじだって一人でした。
あたしはその度にトイレに駆け込みずっと泣いていた。
今日もまたあたしはトイレで泣いてます。
バタン
トイレに誰かが入ってきた。
涙を堪えた。
それは蘭達の声だった。
「あれれ~?!
ここのトイレっていつもカギしまってるよねぇ~」
あたしの入っているトイレのドアを
バンバン
叩きはじめた。