瞬間的・恋心
あたしはいてもたってもいられずにひたすら走った。
涼太の家、目がけて走った。
あたしは何がなんだか何もわかんなくて、でも涼太に会わないと、
そう思った。
家が見えてきた。
そしたら家の前には車がいっぱいあって荷物を運んでいた。
あたしは家の前で避けんだ。
「涼太ぁ!!」
家から涼太がでてきてくれた。
「千尋!!なんで来たんだ。」
「だって、涼太が引っ越すって!!ハァハァ」
「うん……」
「なんで言ってくれなかったの??」
……………………