瞬間的・恋心





二日目

普通の中学校生活がはじまった


昨日の夜
ずっと思ってた。

誰かに話さないと…
友達作んないと…

淋しいから…

暗いから…


この性格だと
“ダメ”だから…


明日一人でも多く

友達作る!!

そう決めた。



そしてクラスの中で一番目立ってて中心の女の子に…
トボトボ歩いて行って
いっぱい女子のいる中に入っていって

勇気を出して話しかけてみた。

            
「あ、あの…」



そしたらその女の子はキリッとこっちを見て睨んで来た。



恐っ
でも負けない!

自己紹介だけでも…!


「あたし、は、ちひろ!山田千尋!!」


言ったとき言えた!!

と思った。

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