あたしの豹変執事
所詮・・・あたしはただうぬぼれてだけのただのお嬢様だったんだ・・・!!


悔しくて1人で立ち尽くして泣いていた。


引越し・・・結婚・・・妊娠・・・・あたしは何も知らなくて・・・・。
あの時の笑顔も全部・・・嘘だったの・・・?


泣いていると、突然後ろから声がした。


「だから言っただろ。やめとけって。」
あたしが驚いて振り返ると、そこには黒崎がいた。

あたしは泣いているのを見られたくなくて慌てて涙を拭った。
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